兄「おまえ豚風亭のチラシ作った!?藤子不二雄のやつ!あれ商工会議所でいま問題になってるぞ!大丈夫か?」
問題のチラシ↑
えー!!!!と、そらまめドびっくり;;;;
そらまめ「えー!? あれ変えてあるし全部手描きだしパロディだし大丈夫だよー;;;;;」
兄「そうかー、まぁ大丈夫か…」
と、こんなやりとりがありました。もちろんここで問題になっているのは著作権の問題です。つまり「盗作」みたいなマジメに恐ろしいハナシです。
「まんが道」はなんと言いますか、どちらかと云うとやっぱカルトなのかな、ほかのマンガを寄せ付けない唯一無二のオーラを放つマンガというかなんというか、うまく説明できないけどとにかくファンから見たら漫画界において独立して確立された唯一絶対神のようなものなのです。それでパロディ漫画がメジャー誌上でもたまに掲載されていて「まんが道をネタにするのはお約束」みたいな風潮が少なからずあると思います。
今回のこの豚風亭のチラシはわりと好評をいただいているようで嬉しいところなんですが、もしコレをボクが考えたオリジナルのキャラで描いたとしたら全然面白くないし「ンマーイ!」も成り立たない。まんが道のキャラの使用許可を取ってボクが描いたとしてもイマイチ。まぁ藤子不二雄A先生直々に描いてもらえたら凄いことですが、それはありえないですからねー。このチラシが面白いのはやっぱパロディだからこそだと思うんです。
以前某アパレルメーカーよりTシャツのデザインを依頼されて色々作っていた時期があるのですが、そのうちの1型でStreet Beat Recordsのロゴをパクった図案を出したことがあるんです。このロゴはこれまたB-BOYのお約束みたいな、トゥルースクーラーアイコンみたいな…。そうそう、扱われ方で例えるなら『I♥NY(あいらぶにゅーよーく)』のロゴみたいなもんですよ大袈裟に言えば。でもそのアパレルメーカーの人たちは元ネタがあるとは知らずに単純にその図案を採用したんですね。そしたらたまたまなんですけどDJのムロ氏のお店 スティルディギンが同じネタで使った広告を雑誌に出してまして、それを見た取引先が電話をしてきたんです。
某アパレルメーカー社員「あれもそらまめさんがやったんですか?」
そらまめ「え?やってないですよ。それパクった元ネタが一緒なんですよ」
某アパレルメーカー社員「え、えーっ?パクり!?!?ななな、なんて事を!!!!」
てな展開になったので、
そらまめ「HIPHOPでコレ知らないやつのほうがヤバイですよ」
と言ってやって納得させました。それにこのレーベルはブートのレーベルなのでパクったのが知れたところで何の問題もないのです(たぶん)。
ここで注意すべきことはボクが「パクった」という単語を使ったところにあるのではないかと思います。これを格好良く言いかえれば「サンプリング」という言葉で置き換えることができます。
この辺のもサンプリングって言い回しが合ってるんじゃないのかな↓
でもボクはデザインのネタをどこかから拾ってきて吐き出すその行為を「サンプリング」という言葉で表現するのが好きではないのです。上手い言い回しだとは思いますけどね。この言葉を日常会話に最初に取り入れた
オリジネーターが使うぶんにはなんの違和感も感じないのですが、自分よりだいぶ歳下のやつが使ってるのを聞いた時に寒気がしました。「それってお前の知恵が足りないのを隠すのに好都合な言い訳だろ」みたいな嫌悪感。所詮パクリはパクリと開き直ってくださいよ〜。と思うわけです。あとHIPHOPにおいてはサンプリングが必須手段ですが、やはり作者に無断で元ネタの音源を使ってこそHIPHOPがHIPHOPである醍醐味だと思います。それを「トラックの元ネタ使用料で大金を払った」なんてハナシをどうどうとされたら興醒めです。遊び心が感じられません。
ちなみにボクはとかく気取った単語が苦手でして今流行の「リスペクト」だとか、ひいては「ターンテーブル」という言い回しすら避けて「レコードプレーヤー」と言ったりします。
パクったその背景には何があるのか。前述の
オリジネーターも同じようなこと書いていますが、その元ネタへの愛情が見え隠れしていなくてはいけないと思います。あと遊び心。ボクの作るものは殆どが元ネタのあるパクリ作品ですが、
『こういうの(=元ネタ)が好きな、これ(=パクってできたもの)がボクなんです』
という確固たる自己主張と遊び心を持ったパクリです。薄っぺらい元ネタは拾いません。ご安心下さい。
・・・・・ホント云うとパクらずにカッコイイもの作りたいんだけど。あ〜あ、成長しないな。
ちなみに「そらまめ」は昔ラジオのパーソナリティーとして有名だった(らしい)滝良子さんという人のあだ名です。その人の番組が最近復活したので、
「こんにちは、そらまめです。絶対聴いてね。」
と、ラジオをを聴いているとよく番組のコマーシャルが流れるんです。
「誰だよソレ?」
とボクは常々思っていたわけですが、こないだの木曜ビバリーで清水みっちゃんと高田文夫が
「そらまめって誰だか知らねーよww」
みたいなハナシで盛り上がってたのです。同局内の番組をディスる2人のその姿勢に感銘を受けまして、今回のブログはそらまめのあだ名をパクってみました。ん〜まぁ要するにこーゆーのがつまんないんだな。はいはい、わかりました。はいはいはいはいはいはい。